ガラスの花と壊す世界についていろいろ(今更)

どうも、ぐるっぽです。
今回は、「ガラスの花と壊す世界」についてになります。
曲についてあれこれ書きたいなぁ、と。

この作品とスタッフが発表された当時、
僕はとても興奮して絶対に見に行くと思っていました。
しかしなんやかんや仕事が忙しくて見に行く事が出来ず、
ようやくBDで先日見ることが出来たのです。

今更になってしまいましたが、感想とかいろいろ。
考察はいろいろしてる人すでにいっぱい居るので、
その辺はもういいでしょ。

なので今回は曲について、
主にキャラソン(という括りでいいのか…?)について書きたいかなぁ、と。

1.「ガラスの花と壊す世界」とは

ガラスの花と壊す世界』(ガラスのはなとこわすせかい)は、2016年1月9日公開の日本のアニメ映画作品。

キャッチコピーは「セカイを復元する。「知識の箱」の少女たちの物語。」「全ては私たちの未来のために。」「あなたの未来は私たちが守る。」。

出典:Wikipedia-ガラスの花と壊す世界

スタッフさんについてですが、
監督・絵コンテに石浜真史さん
キャラクター原案にカントクさん
製作はA-1 Pictures
と、ストーリーを抜きにして
ここの三点で視聴確定する人が多かったのではないでしょうか?
かく言う私もここの三点でとても期待してしまっていたのを覚えています。

あらすじは大雑把にまとめると、

仮想現実の世界の中でアンチウイルスプログラムの女の子二人が
謎の女の子に出会ってその子の正体や目的を一緒に考えるという感じのお話。

バリバリのSFでHPやパンフレット見ても所見だとポカーンとなった人が多そうです。

声優さんについてですが、
メインキャストに花守みゆりさん、種田梨沙さん、佐倉綾音さんと
しっかりと層を狙っていて上手い配役だなぁ、と。

スタッフさんやキャストさんを見るだけで腕組んでうんうん言っちゃう面子です。

2. 本編の感想

前編通して世界観がとても美しい作品だなぁと思いました。
なんとなくですが、「楽園追放」を思い出してしまう節がいろいろと。
スタッフさんの中では、色彩設計さんがとても優秀なんだなぁと感じました。
カントクさんの特徴の淡い色使いをアニメ向けにきれいに落とし込んでいて、
色彩設計さんの手腕がピッカピカでしたね!
ストーリーとしてはSFの王道的なノリで、作中で訳わからん用語が出てくるので、
何度も10秒ほどの巻き戻しを繰り返してようやく理解できました。
SFとしてのアプローチが面白いな、と感じられる内容でしたね。
SF好きで、アニメ好きで、萌豚だったら結構ハマれるんじゃないでしょうか?

一点、もやもやしている点があって、
ドロシーとデュアルがウイルスと戦う際の武器がカブラペンだったのは
どんな理由があるのでしょうか?
僕は本編しか見ていなくて、コミックスと小説は読んでいないので、
その点は解消されるのでしょうか?
誰かその点について教えてくれる方がいると僕のもやもやが晴れるので
誰かお願いします…!

3.キャラソンについて←重要

僕が「ガラスの花と壊す世界」というコンテンツの中で
一番良いと思っているのは曲についてです。

もちろん、劇伴も良かったですが、それじゃないです。
劇中歌、Premium Editionについてくる曲が全曲最高ってとこです!

まず、本編上映とほぼ同時に発売されたCD「夢の蕾」には三曲収録されていて、

1.夢の蕾 / THREE
2.もっとメモリー / リモ starring 花守ゆみり
3.オシエテ / デュアル&ドロシー starring 種田梨沙、佐倉綾音

の三曲が収録されています。
この1曲目がエンドロール曲、残り2曲が劇中歌になっていて、
本編をご覧になった方はショートバージョンはお聞きになっているはずです。

劇中歌になっている2曲は本編でのそれぞれの心情や状況等が歌詞になっていて、
この曲の歌詞を頭に入れてから、
本編での劇中歌のシーンを見るとよりキャラ達に感情移入できるのではないでしょうか?

特に「オシエテ」がとても気に入っていて、感情が芽生え始めたデュアルとドロシーの
心の動きや状況の変化がとても表現されていて素晴らしい曲だと思います。
2曲目の「もっとメモリー」の方はToデュアル&ドロシーになっていいて、
3曲目の「オシエテ」の方はToリモ、と対になっているのもアツいですね!

三曲とも作曲は横山克さんが担当していて、先程あげた二曲の作詞はENA☆さん。
横山さんが作曲した曲は自分はあまり聞いたことが無くて、
今回を機にいろいろと聞いてみたいなぁ、と思わせてくれる良い曲です。
種田さんと佐倉さんのデュエットもうまい具合で耳が気持ちいいですよほんとに…
ENA☆さんは恋愛ラボのOPやみなみけおかえりのキャラソンの作詞をしてらっしゃった方で、
リズムにハマる良い作詞をしていて、聞いてて楽しいです。

続いてですが、
Premium Editionに同梱されているイメージソングメモリーズについてです。
こちらにも三曲収録されているのですが、
今回はそれぞれのキャラにフィーチャーしたソロの三曲となっています。

1.センダンライフ / リモ Prototype starring 花守ゆみり
2. Insomnia / デュアル Prototype starring 種田梨沙
3. Hello! / ドロシー Prototype starring 佐倉綾音

Prototypeというのはおそらくラストシーンの彼女達なのでしょうね。
曲の雰囲気や内容も本編を見たあとに聞く事を想定しているように思えます。
本編視聴後に聴き込むと、この曲の良さが深まります。

1曲目のセンダンライフですが、この曲がボクの一番のお気に入りです。
最初に聞いた時、「ボカロっぽいなぁ…」ってパッと思ったんですが、
まさにその通りで、作詞作曲のchukkaさんは元々ボカロPで、
そこがリモのキャラクターともカッチリはまっていて至高の一曲になっていると思います。
イントロはピアノで落ち着いた感じからなのですが、その後からは高BPMでシンセのリフ
曲を通してボーカルにエフェクトがかかっていて、敢えて機械音声のようになっています。
そして、サビ後半で1オクターブ上のエフェクトがかかるんですがまたそこが最高にクール。
歌詞や韻の踏み方もなんとなくボカロっぽい感じが溢れてます。

Bye-Bye
望遠鏡の焦点合わして
水平線の消点探した
漏れた溜息が苦くても

水銀灯の照明落として
「降参なんて冗談じゃない」って
ほんの一瞬だけ笑った

という歌詞がシビれますね。
大サビからもう全てがカッコよくて気持ちいいんですよこれが。
結構スルメ曲で3度目あたりからもうループが止まりませんでした。

次にお気に入りなのが、3曲目のHello!です。
こちらは前述した「夢の蕾」と同じ組み合わせで、
横山克さん作曲で岩城由美さん作詞の曲になっています。
雰囲気としては「オシエテ」に寄せているのかな、という感じです。
この曲の気に入っている点としては、パン振り、ハモりが気持ちいいという所でしょうか。
大サビあたりのパン振りがとても気に入ってます。
元々、佐倉さんが個人的に超好きなので、両耳から聞こえてくるハモりが心地よすぎる…
佐倉さんが歌っている時点で気に入るのは間違いないのですが、
それを抜きにしてもとても気に入っています。
もっとこの曲の良さについて語りたいのですが、語彙力が無くて上手く伝えられません…

そもそも、ハウスとかテクノが好きなので、それっぽくてアニメな曲がお気に入りなんです…

4.まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は「ガラスの花と壊す世界」の曲について語らせていただきました。
今回紹介させていただいいた曲はどれもとても素晴らしい曲なので、
アニソンオタクでない方も一度でも聞いていただければなによりです。

たぶんボクのブログはこれからこんな感じで続いていくんだと思います。
好きなものはこれだ!と主張する場所ってやっぱ大事なんですよ、
誰が見てようが見てなかろうが。(まぁ多くの人に見てもらえるのが何よりですが…)

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